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#注文住宅

熱の3原則ってなに?

2024年11月14日

 

 

こんにちは。

「熱移動」のPK戦です。

 

 

熱には3種類の移動の仕方があります。

伝導」 「輻射(放射)」  「対流

 

うんうん、もう難しそうで嫌ですよね、わかります、伝わってきます。

でも、始めます。←スパルタです。

 

 

一応おさらいですが、「熱は温度の高いところから低いところに移動する性質」があります。

高いところ→低いところです。

 

 

 

 

【熱伝導(ねつでんどう)】

前回ご説明した内容で、物質を通って熱が伝わることです。

直接触れた部分が熱いとか冷たいとか、そういうことです。

手で触れたときにモノの熱が手に移動するので、温度を感じます。

ものは動かず、熱だけが移動します。

 

冷たいもので暖かいものに触れれば、熱は冷たい方に移動します。

 

ちなみに常温で一番熱を通しやすい(熱伝導率が大きい)物質はダイヤモンドだそうです。

あとはおそらく皆さんご存じの通り、金属全般もかなり熱を通しやすいです。

 

 

 

 

【輻射(ふくしゃ)】

放射ともいいます。

なんとなく聞いたことがあるかもしれませんが、電磁波(太陽光線や赤外線の光など)による熱です。

太陽の熱、電気ストーブ、薪ストーブ、床暖房、電子レンジなんかも輻射熱を利用しています。

 

輻射では熱を持つ物質から360°全方位に熱が移動します。

なかなか感じることはできませんが、電磁波に乗って熱が移動します。

 

例えば、天気の良い日に布団を干すと、ふっかふかのポッカポカになりますよね。

そう感じるのは干したときに太陽熱を布団が吸収し、布団がその熱を輻射(放射)するためです。

 

また、電気ストーブを点けると、電気ストーブ自体が暖かくなります。

その熱が温度の低い周りに移動することで、電気ストーブの周囲を局所的に暖めます。

暖かい風を出すわけではないけど暖かいですよね。

 

ちなみに風を出して部屋を暖めるストーブは、ファンヒーターです。

輻射熱は空気に影響されないので、風が吹いても吹かなくても関係なく熱が伝わります。

 

 

 

 

【対流(たいりゅう)】

こちらは水や空気の流れに乗って熱が移動することです。

「暖かい水や空気は上昇する性質」があります。

熱くなると密度が小さくなり軽くなるので、熱い水や空気は上昇します。

 

お風呂のお湯の上の方は暖かいけど底の方は冷たい、なんて経験したことないでしょうか?

2階建ての家の2階の方が暑いなんてこと経験したことないでしょうか?

 

温度が高い水や空気が、温度が低い方へ上昇していきます。

温度の低い水や空気は、温度の高い水や空気が上昇することで上方にいる場所がなくなり、押し出され下降します。

 

そういうことなんです。

 

ちなみにファンヒーターやエアコン、ドライヤーなんかは対流を使用した機械です。

空気に乗せて熱を移動させています

 

 

 

普段使っているものや無意識に感じている熱の移動に種類があることを説明してみました。

千葉建設の家づくりには、このような熱の特性もしっかり使われています。

自然の力をできるだけ活用できるような家づくりをすることで、省エネな生活を送ることができます。

 

 

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