ギャラリー
「外を気にせずに過ごしたい」
分譲地の一画にある敷地。 周囲は新旧様々な住宅に囲まれている。 東西に細長くのびる敷地を選んだお施主さま。 敷地に合う設計・周囲を気にせずに寛げる暮らしを希望していた。 リビング・ウッドデッキから続く庭には人工芝を敷き、お子さんが走り回れるように仕上げる。 設計によって周囲が気にならないプライベートな庭となった。
置くものを想定しスッキリと
玄関ドアの隣に設置された窓から明るい日差しが差し込む玄関。 靴、上着、ベビーカー、傘…など、持っているものの量や玄関に置きたいものをピックアップし、置くものに合わせた収納を誂える。 収納には扉をつけることで普段はスッキリとした空間になる。 玄関から入ると正面には洗面があり、身支度や手洗いに便利な場所となっている。
室内を緩やかに仕切る格子
玄関とリビングの間にある格子は空間のアクセント・アイキャッチとなっている。 格子で空間を緩やかに仕切り、リビングに視線は向きにくいが空気は循環する…という効果がある。 壁ではなく格子で仕切ることで圧迫感や狭さを感じにくい空間となった。
玄関のすぐそばにある洗面
帰宅したらすぐに手を洗う、出発前には身だしなみを確認する。 室内の中心にありどこにいてもアクセスが良い場所。 手入れがしやすい素材でつくり、お気に入りのタイルを貼る。
朝日が差し込む、寛ぎのリビング
ダイニング・キッチンから少し離れた場所にあるリビング。 朝は東側にある窓から朝日が差し込む。 窓の先にはウッドデッキと庭があり、リビングで寛ぎながら子どもたちが遊ぶ姿や庭の植栽を眺められる。
細長い土地に建てるから、住宅のプロである建築家だったらどんな家を提案してくれるのか期待していました!
ご主人:建築家に会うまでの打合せでかなりの量の情報開示をしていました。 「このくらい話せばこの形状の土地でうまいこと提案してくれるんだろうな~」という期待と信用が高まりました。 +archiのスタッフと話していく中で気持ちが高まっていきましたね。 奥さま:他県の事例なのですが、SNSで見つけて気に入っていたお家が担当建築家が設計した家だったんです! 自分たちの家も設計してくれることになり、嬉しかったですね。 ご主人:当時は完全に2階建てで考えていました。 でも、建築家とお会いして話した中で、「平屋か2階建てか、どっちが良いのかは建築家に任せよう!」という気持ちになりました。 妻がもともと「平屋もいいな…」と話していたので、ヒアリングの最後に建築家に平屋を匂わせられた時にはもう 平屋への期待が出てきましたね。 奥さま:実際に暮らしてみて、わたしはダイニングが気に入っています。 明るい場所でごはんを食べられるのが気持ちいいな~と感じます。 室内を子どもが走り回れるのもいいなと思います。 これまでの住まいでは室内で走り回らせられなかったので。 ご主人:平屋なので、2階建てを建てるよりも土地を有効に使っていると感じます。 2階建てだったら土地に余ってしまう部分が出たのではないかな…と今となっては思いますね。周囲からの視線は気にせずに過ごせています。 夜になるまでカーテンは開けっ放しです!
「大らかな平屋」の大らかさ
大らかとは、「ゆったりとしていて鷹揚なさま」という意味である。住宅が密集している中に建ちながら、プライベートが守られ、まるで周囲とは違う時間が流れているような室内・庭に憧れ、「大らかな平屋」と名付けた。 ある休日にお邪魔すると近所の子どもたちも混ざって室内や庭で遊んですごしていた。室内から子どもたちを見守るお施主さまの姿、その過ごし方にもおおらかさを感じた。 お施主さまが悩みに悩んで選んだ敷地に最適な住まいが計画され、お施主さまが住みこなしている。 上品な設えにお施主さまらしさが感じられる。長く愛される、豊かな暮らしができる住まいが完成した。
東西に長い平屋
遮るものが無く、視線が一直線に抜ける室内。 25.55坪のコンパクトなつくりの中に必要なスペースがあり、視線が抜けることで広く感じる。大きくつくらず広く感じるようにつくる。 お子さんが自由に走り回り、好きな場所で過ごせる、大らかな住まいとなった。
キッチンに隣接したダイニング
キッチンに立つと外、リビング、ダイニング…と様々な方向に視線が向かう。 キッチンはダイニングとパントリーの間にあり、調理も配膳もしやすくなっている。 背面にはゴミ箱やカップボードが並ぶ。お気に入りのカップやお皿は固定棚に並べ、インテリアとして楽しむ。
ダイニングには大きな窓が連続している
大きな窓が連続して並ぶことで、明るい日差しが室内に差し込む。 室内から続くウッドデッキは天気が良い時は第二のリビングとして過ごすことができる。
ダイニングから続くフリースペース
ダイニングのすぐそばにあるフリースペース。 現在はお子さんのおもちゃが並び、遊ぶ場所となっている。 将来的には中心で仕切ってふたつの個室にすることができる。 個室が必要になるまでは自由に出入りができ、リビングのような役割のスペース。
物件情報
構造
平屋
工法
木造軸組