ギャラリー
リネンのタープが象徴的な外観
周囲の景観に溶け込む真っ白な外観。 コンクリートのデッキにはリネンのタープをかけることができ、日差しが強い日も快適に過ごせる。 周囲の環境、気候を適切に読み解いたパッシブ設計。南側の開口を最低限にしたことで日差しが入りすぎず、周囲からの視線も気にならない。
モルタルを基調とした設え
土間、壁面をモルタルで仕上げる。 室内はモルタル、白、木の3つのカラーで仕上げ、落ち着きのある空間に。 リネンのカーテンや古道具の照明が映える空間となった。 本物の素材でシンプルに仕上げることで長く住む場所でも飽きが来ず、インテリアの好みが変化しても受け入れてくれる場所となる。
「ソファを置かないリビング」を提案
リビングはあえて大きなソファを置かないことを提案した。 その代わりに部屋の中心に大きなダイニングテーブルを採用。 食事、読み書き、団欒、全てこの場所で。 壁面には可動棚を設けており、籠やボックスを使って見せる収納をする。 扉がついた収納もあるため、物の量や使う頻度に合わせて収納の仕方を変えられる。
籠って過ごせるワークスペース
ワークスペースには造作のカウンターと、手元を照らす照明を。 カウンターの背面にはラックなどを置き、本や文房具を収納できる。 あえて作り込まず、物の量に応じて置き家具で対応する提案。 LDKの死角になっている空間で、家族共有の場所にいながら籠って集中できる場所。
一点ものの古道具の照明を随所に
室内のブラケットライト、ペンダントライトは一点物の古道具の照明を採用。 新築なのに古いものもあわせもった住まい。 シンボリックな古道具の照明器具は、ピカピカの新築には無い落ち着きや、空間の陰影を演出している。
「永く愛せる住まいの条件」
流行に左右されず、装飾しすぎず、シンプルな設えにする。 家を建て、暮らしていく中で、誰しも好みや家族構成の変化は必ずある。そんな時に対応できる器をつくることが永く愛せる住まいの条件だと考えている。 いまの暮らしを軸に、変化することも見越したフレキシブルな構成。計算されたシンプルな設え。その中にアクセントとなる古道具の照明。 様々な要素をあわせもったこの住まいは+archiの思想がカタチになった、永く愛せる住まいと言える。
使い勝手の良い、機能的なキッチン
玄関から直接アクセスができるキッチン。 沢山買い物をした日もすぐに冷蔵庫、パントリーに収納できて便利。 キッチンは手元が隠れる高さの腰壁があるため、リビングダイニングに面していても手元・キッチンの内側が見えず、作業をしていて散らかっても安心。 キッチン背面には引出し収納が充実しており、収納量も充分にある。
どんな過ごし方も受け入れられるフリースペース
2階に大きく広がるフリースペース。 仕切って個室を2部屋つくったり、セカンドリビングとして過ごしたり…と、家族のライフスタイルの変化に対応できるおおらかな空間。 一部の床がグレーチングになっている。
落ち着いた設えの寝室
枕元を照らす照明と造作のハンガーパイプが備えられた、寝るためだけのシンプルな空間。 換気・採光のための最低限の開口を設け、ゆっくり休むことができる場所となっている。 朝には北側の窓と天窓から優しい日差しが入り、気持ちよく目覚めることができる。
素材にこだわってつくったサニタリー
サニタリーは鉄・ステンレス・モルタルで仕上げる。グレーとシルバー、黒で統一した空間。 広々としていてボウルと水栓が2つあり、2人以上並んでも快適に身支度ができる。 脱衣、洗面、洗濯、室内干しがこの空間で完結する。
物件情報
間取り
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工法
木造軸組