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『主な住宅設備機器の寿命』其の弐

2026年06月29日

★洗面化粧台編
 不調が現れる年数  :5~30年
 どんな不調?(例)  :ボウルが割れる(コップ等を落とす)
           :扉が劣化してガビガビになる
           :蛇口から水漏れ
           :排水の流れが悪くなる
 交換した場合の工賃 :5~15万円代(配管の位置移動が必要だと高くなる)
(備考)
◎ボウルが割れた場合は即交換をオススメ。ボウル下の収納が水浸しになります。
 ボウルの素材により耐用年数が変わります。高価=長い、安価=短い。
◎色んなところに水が跳ねてしまうので、扉が濡れっぱなしだと表面劣化が早くなり
 ます。特に木製だと湿気だけでも劣化してしまうので、湿度管理と拭き掃除が重要
す。ホーロー等金属製の扉やキャビネットは長持ちするのでオススメ。
◎蛇口からの水漏れは各種パッキンのヘタレが原因で、交換したいところですが複雑
 な構造の場合が多く、推奨しません。
◎排水の流れが悪い場合は浴室の場合と同じです。洗面化粧台の収納の中に見えてい
 る排水管を分解し、管内部を掃除すれば解決します。専用の工具など必要としませ
 んが多少面倒です。
◎結果としてボウルが破損せず見た目を我慢し、配管掃除をすれば長年使えます。
 しかし木製の洗面化粧台の場合は、腐食やカビは避けられず臭いの原因となります。
 ほかの何かの交換リフォームと同時に入替を検討してみてはいかがかな、と思いま
 す。
 
★トイレ編(ここでは便器セットに限りのご紹介)
 不調が現れる年数 :8年~10年
 どんな不調?   :水が流れっぱなしになる
          :便器の中にチョロチョロと水が流れる
          :使用に問題はないが、便座の赤ランプが点灯している
 交換した場合の工賃:3万~5万円代
 (備考)
◎まず用語を整理します。
◎汚物を流すところ:便器、水を蓄えているところ:ロータンク、座る部分:便座
◎便器部分の不具合はなかなかありません。陶器でできており、割れない限り使用
 可。
◎便器にチョロチョロと水が流れてくる場合、ロータンク内部にあるボールパッキン
 の劣化により隙間が生じ、少しずつ流れ出てくる現象です。交換部材は流通してい
 ますが、交換は専門業者でないと難しい作業です。好まれる作業でないので割高工
 賃となる場合が多いです。
◎水が流れっぱなしになる現象で一番多いのがロータンクの中にあるボールタップと
 いう浮きの誤作動。節水のためにペットボトルを入れている方がいますが、これに
 引っかかって浮きが正常に作動しないために起こります。タンク内の水位が下がる
 と浮きが沈み、水位が上がると浮きが上がり、流水が止まる仕掛けです。破損した
 場合、流通品があるので交換可能です。
◎気が付いたら便座(温水シャワー便座)の赤いランプが点灯していいる場合があり
 ます。
 使用に問題はないのですが何だか心配です。この症状は、そろそろ交換時期が来て
 いますという合図です。メーカーで設定しているもので、どの便座も時期が来ると
 点灯します。不動になるまで使い倒しても大丈夫ですし、ご心配なら便座のみを交
 換してもOKです。どの便座も製造から約10年前後で点灯します。温水シャワー
 便座の交換は説明書を読めばご自身でも交換はできると思います。不安でしたら専
 門業者に任せると良いです。
 
今回は、ここまで。
次回は最後、キッチンと照明などのスイッチについて投稿する予定です。よろしくお
願いいたします。
 

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