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【ナフサ不足】在庫はどこに?

2026年05月15日

こんにちは タキムラホームです。
今日は全国的に暑い一日。最低気温も10℃を超えてきましたね。我が家では年間通じて、この時期、エアコンが止めています。皆様の家ではどうですか?
 
連日、ニュースで日本が必要な原油は確保されているという報道。
原油調達はできていて、ナフサ等不足。どこにある?
原油そのものは「国家備蓄」や代替調達で量はある程度確保されています。
ただ、問題は“どこにあるか”と“何の形であるか”です。
つまり、
原油 → ある
すぐ使えるナフサ → 足りない
という状態です。
ナフサは原油を精製して作る途中の「石油化学用の原料」で、プラスチック・断熱材・塗料・接着剤・フィルム・シンナーなどの元になります。
不足している理由は大きく4つあります。
 
① 原油は“備蓄タンク”にあるが、ナフサは少ない
日本の石油備蓄の多くは「原油」の状態です。
ナフサとして大量備蓄しているわけではありません。
しかもナフサは、
精製
輸送
化学プラント投入
まで時間がかかります。
現場で即使えるナフサ在庫は「20日前後」とも言われています。
 
② “必要な種類”のナフサが足りない
ナフサは全部同じではありません。
化学メーカーごとに、
成分
比重
用途
が違うため、
「量はあるけど、この工場では使えない」
ということが起きています。
これは住宅業界でいうと、
木材はあるけど、必要寸法や等級が無い
に近い感覚です。
 
③ 港・船・精製設備で“目詰まり”している
特に中東依存が高い日本では、
ホルムズ海峡問題
船便遅延
配船変更
精製設備の偏り
で物流が滞っています。
つまり、
「海の上」
「港」
「製油所」
「化学コンビナート」
この途中で詰まっている状態です。
 
④ 企業の“先回り確保”でさらに不足感
供給不安が出ると、
多め発注
在庫積み増し
出荷制限
が起きます。
結果として、
「実際以上に市場在庫が消える」
状態になります。
 
現在不足感が強いのは、
シンナー
接着剤
包装フィルム
プラ容器
塗料
樹脂原料
一部断熱材副資材
など、“川下製品”です。
 
住宅業界にも今後、
断熱材
防湿材
配管部材
接着剤
テープ類
などで影響が広がる可能性があります。
だからこそ今は、
「まだ大丈夫だろう」ではなく、“先を見据えた家づくり”が重要になってきています。原油はあっても、必要な建材や副資材がいつでも同じように入る時代ではなくなりました。見えないところで起きている世界情勢や物流の変化は、少しずつ私たちの暮らしにも影響を与え始めています。
 
家づくりは、建てる瞬間だけでなく、これから何十年も続く暮らしそのもの。だからこそタキムラホームでは、“今だけの価格”や“その場しのぎ”ではなく、将来を見据えた性能・安心・供給体制を大切にしています。
 
これから家づくりを考える方は、ぜひ最新の状況も含めて、お気軽にご相談ください。
 
タキムラホーム なかむら
 

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